チェコは1人あたりの年間ビール消費量が世界一と言うビール大国。今回の一番大きな目的はチェコで“ピグニッツェ (ビールが飲める場所) ”巡りをする事だったのだ。
まだ旧市街地の地理もよくわからずに、歩き回って疲れて入った1軒目のお店。象がモチーフにされているので、そんな店名なのだと思う。
ホントは外で飲みたかったのだけど、満席の為店内に。真夏の様な日差しだったので生ビールが旨い。
アテは叩いて柔らかくした豚肉を塩、こしょうで味付けをして揚げたポーツカツレツ。外はカリカリで肉は柔らかくてビールによく合うお味。付け合わせのポテトサラダも美味しかった。
2軒目はプラハで最初にピルゼンビールを出したお店“ウ・ピカンスー”。今回一番行きたかったお店。最初お店の表から入ろうとしたら、こっちが入口なんと違う?とカミさんが言ったので隅の方へ行ってみると、確かに看板が上がっている。
もうひとつ狭い入口をくぐって中に入ってみると、目の前に広がる野外のビアホール!左は教会の壁で、お店との隙間にガーデンを作られたみたい。ガイドブックでよく紹介されているお店だけど、このガーデンは出て来ないので最近増設されたのかもしれない。
ほぼ満席で、偶然ひとカップルが出て行かれたので座れたけど、その後も次々とお客さんが入らして、席が無くて残念そうに帰られるお客さんも沢山おられた。しかし、表のお店から入っていたらココには気がつかなかっただろうな。
次の日の朝、新市街地に出向いて3軒目“ウ・カリハ”。小説「兵士シェヴェイクの冒険」の作者のハシェクもこのお店の常連だったんだって。
エントランスも、もの凄く雰囲気がある。
壁には有名人のサインや、世界中から集まったハシェクのファンの人達のらく書きなどが一面に。
こちらも行列ができる人気店なのだが、開店と同時に入ったのでまだ空いていた。
アテの名前は忘れちゃったけど奥のはチーズ、手前のは蒸し豚。どちらもビールのアテに最高だった。
入り口のマスコットのおじちゃんと勝手に乾杯。
4軒目のお店“ウ・フレク”。1499年創業、醸造所を併設するチェコで最も古いビアホール。チェコ文字で数字が書かれた大きな時計台が目印。ここのビールは特製黒ビール1種類のみ。
中庭には凄い数のお客さん、ほとんどが観光客の様子で常連客は別の所でゆっくり飲まれていた。
必死で場所を探して確保して、座ったら何も言わずにジョッキがドン!ビールが空きそうになると、すかさずジョッキがドン!なのでもういらない時はコースターでジョッキの蓋をするのが儀式。
黒ビールを2杯ほど頂いて外に出たら凄い行列、入口で名前を書いて待たされている人や、ツアー客と思われるグループもたくさんおられた。朝から飲むのは慣れているので、早い時間に行動したのは正解だったな。
5軒目は旧市街地に戻って、ウロウロ買い物をして疲れていたので、目についたライオンがマークになっているお店まで。
息子達のお土産を必死になって探しているカミさんに、良いお土産が無かったらないでいいじゃないかと言ったのが気に入らなかったみたい。それから険悪なムードになったので一先ずホテルに戻る事にしたのだった。
つづく。
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